mojoPortal が2.3.1.3 にバージョンアップされています。今回のバージョンアップでは、コンテンツのワークフローの強化やバグフックス等の改善がなされています。また、mojoPortal の日本語の翻訳が古くなってきていましたので、日本語の翻訳を更新しました。

1.コンテンツのワークフローの強化

コンテンツのワークフローの強化がなされて以下のように原稿にみを編集できるロールを設定できるようになりました。
Web.config の設定で EnableContentWorkflow をTrue(標準でTrueになっている)設定して、サイトの設定で Enable Content Workflow にチェックをします。
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すると、コンテンツのワークフローが有効になって、ページ設定のセキュリティタブを選択すると以下の図のように「このページを原稿として編集できるロール」というタブが表示されるようになります。例えば、Content Authers にチェックをすると、Contet Authers ロールに属するユーザーがページの原稿を作成できるようになります。
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また、「このページを原稿として編集できるロール」を設定すると下の図のように、そのページに編集権限かを持つユーザーには、ドロップダウンリストが追加され、Work in Progress と Live Content が選択できるようになります。Work in Progress を選択すると現在の原稿が表示されます。
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「原稿として編集できるロール」が原稿を保存をすると下の図のように「キャンセル」、「承認依頼」、「情報」のアイコンが追加表示されます。
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「承認依頼」のアイコンをクリックすると編集権限をもつユーザーには、下の図のように「キャンセル」、「拒否」、「承認」、「情報」のアイコンが表示されます。
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「拒否」のアイコンをクリックすると拒否の理由を記入するページが表示されます。
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「原稿として編集できるロール」のユーザーは「情報」アイコンをクリックすると編集者が拒否をしたことがわかります。また、編集画面で拒否理由を見ることができます。

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編集者が「承認」をすると公開されます。

2.Web Store の改善

プロモーション用のファイルがダウンロードできるようになったそうです。

3.その他

HTML 5 を容易に利用できるようになったほか、バグフィックスがされたそうです。