調べ物をしていて、Windows 7 のネットワークの最大同時接続台数が20台に増加しているのを発見しました。最大同時接続台数が10から20に増加した影響は大きく、スモールオフィスでは、Windows Server 2008 を導入する必要がなくなるところが多いのではないでしょうか。

Windows XP Professional では、ライセンス条項で、「お客様は、ファイルとプリンタの共有サービス、インターネットの情報サービス、およびリモート アクセス (接続の共有およびテレフォニー サービスを含みます) のためにのみ本製品のサービスを利用するため、最大 10 台のコンピュータまたはその他の電子デバイス (以下各々を「デバイス」といいます) から同時に本ワークステーション コンピュータに接続することができます。」となっており、ファイル共有で10台を超えて同時に接続しようとすると接続が拒否されていました。

Windows 7 Professional の使用許諾契約書では、「f. デバイスの接続 お客様は、ファイル サービス、プリント サービス、インターネットの情報サービス、インターネット接続共有サービスおよびテレフォニー サービスのみを利用するために、ライセンスを取得したコンピューターにインストールされた本ソフトウェアに対し、最大 20 台の他のデバイスからの接続を許可することができます。」となっています。また、Windowsのネットワーク共有機能の構成情報を表示する、net config server コマンドで確認したら、最大ユーザー数は20になっていました。