ASP.NET のオープンソースのCMSである Umbraco の バージョン 4.5.2 が公開され、CodePlex のページからダウンロードできるようになっています。先月に公開された 4.5.1 のバグフィックス版で、50 のバグが解消されたそうです。4.5 と 4.5.1 では、Web Platform Installer に対応していなかったのですが、今回のバージョンでは、Web Platform Installer(Web PI) に対応するそうです。Web PI の対応版は既に完成しているのですが、Microsoft Web Application Gallery への登録にもうし少し時間がかかるそうです(2010/9/8確認 Web PI で4.5.2 がインストールできるようになっています)。今すぐに Web PI で Umbraco 4.5.2 をインストールしたい場合は、Umbraco の公式ブログの Umbraco Web Platform Installer Feed with Umbraco 4.5.2 に設定方法が記載されています。これで、Umbraco 4.5 も本格的に活用できるようになると思います。

4.5 が 6月末に公開されてから、1ヶ月おきにバグフィックス版である 4.5.1 と 4.5.2 が公開されたことについては、Umbraco の公式ブログ4.5.2 Beta の公開の記事の中の「回顧 4.5 の公開が早すぎでは?」というところで触れられています。Umbraco も、利用者が多くなり、サードパーティのモジュールも増加しているため、テストにかかる時間が膨大になってきたということが原因で、ソフトウェアの成長過程での悩みというところだと思います。