Umbraco 4.7.1 が公開され、CodePlex のページからダウンロードできるようになっています。今回のバージョンアップは、4.7.0 のバグフィクス版で、バージョンアップの主な内容としては、処理速度の向上と Razor の機能追加です。処理速度に向上に関しては、SQL CE 4 に関する処理が大幅に改善されたそうです。Web Platform Installer (Web PI)を使用して、データベースに SQL CE 4 を選択してインストールを試したところ、以前よりスムーズになったような気がしました。なお、Web Platform Web PIのアプリケーションの方にはまだ登録されていませんが、しばらくしたら登録されると思います(9月26日登録済)。Razor の機能追加については、Umbraco Blog の Umbraco Razor Feature Walkthrough–Part 6 以降に詳細があります。

Umbraco 4.7.0 からのアップグレードは、旧のファイルをバックアップ後、/bin /umbraco /umbraco_client の3つのフォルダーの内容にコピーして、もしパッケージをインストールしてバックオフィスを拡張している場合には /umbraco/config/create/ui.xml を旧のものに戻しておきます。そうして、Web サイトにアクセスすると Umbraco のインストール画面が起動するので、その画面にしたがって操作するだけなので、短時間の作業で完了すると思います。多くのバグがフィックスされているので、アップグレードしておくのがいいと思います。